ニュース詳細
MMCマスコミ講座 本年度も内定者続出! ▼おめでとう! 栄冠を勝ち得た受講生の声▲ 【MMCニュース第37号(2023年2月3日発行)より抜粋】
明治大学学生のマスコミ業界への就職サポートを続ける「MMCマスコミ講座」は、大学からも高い評価を受けている活動の一つ。今年度の就職戦線でも講師と学生の努力が実り講座は、大きな成果を挙げている。
3年にわたるコロナ禍でMMCの活動が停滞を余儀なくされるなか、現役学生に対する就活支援を行っている「MMCマスコミ講座」はリモートを駆使しながら続けられ、2022年の就職活動でも過去最高の輝かしい実績を挙げている。
22年度のマスコミ講座は、前期・後期合わせて2回の審査を経て23名が合格(入室)し、6月9日からスタートした。
就活生を親身になって支えてきた講師陣は次の通り(敬称略)。大林龍彦(78年政経学部卒/共同テレビジョン)、古梶剛士(95年文学部卒/(汐留健診クリニック)。太田智和(00年法学部卒/PHP研究所)、田上拓明(14年経営学部卒/読売新聞)、志賀瑛七(18年文学部卒/日本経済社)。
マスコミ講座のメイン担当の大林理事は次のように語る。
Q.何をどのように進行したか。
A.大林と古梶は毎週、ほかの講師は4週に1回、予定を組んで参加した。作文、エントリーシート作成、面接、グループディスカッション、企画の立て方、業界研究など多岐にわたり指導。作文は毎週宿題か実戦形式で書き、添削・講評した。
Q.コロナ禍での就活支援の苦労話など。
A.コロナ禍での就活は、リモートでの面接が鍵を握っていると言っても過言ではない。そこで個別のリモート指導を重視し、毎週の講座とは別に時間を作って、徹底的に学生ごとの弱点を補強した。この結果、次の内定を獲得している(22年12月現在)。
読売新聞社、集英社、NHK×3(うちアナウンサー×1)テレビ朝日×2、朝日放送、CBC,東海テレビ、BS-テレ東、ADK、読売エージェンシー、博報堂アイスタジオ。
そのほか東京海上日動、凸版印刷、東京ドーム、明治大学など、マスコミ講座に最後まで残った18名全員も、それぞれ大手企業などに内定した。
▼おめでとう! 栄冠を勝ち得た受講生の声▲
▼日本放送協会(アナウンサー)
西尾文花さん(文学部)
テレビ業界を志したのは高校時代でした。放送部での活動を通して表現することの面白さを実感し、仕事にしたいと漠然と思っていました。
就職活動を意識する大学3年生、業界への理解やマスコミ就活の方法をほとんど知らない状態からMMCの講義を受けました。
大学では体育会に所属し、日本拳法を行っていますが、はじめのうちはうまく自己PRに落とし込むことができませんでした……。しかし、作文講座や面接練習を通して少しずつ自分の強みを理解できるようになり、自信を持って本番に挑むことができました。
1年間ご指導いただきありがとうございます。まだまだ技術も知識も足りませんが、夢であったテレビ業界での仕事に、責任ややりがいを持ちながら働いていきたいと思います。
▼テレビ朝日
神丸大介さん(商学部)
「神丸はここ直そうか、それじゃダメだ」──的確かつ本音で指導をしていただいた7カ月。時に挫けそうになることもありましたが、家族以外の方が自分のためを思って厳しいことを言ってくださることは本当に有り難く、私にとってとても貴重で大切な時間でした。
木曜19時から始まる講座。本気で学生に向き合って、夢への挑戦を伴走してくださった講師の方々には感謝してもしきれません。プライベートの旅行先から私の最終面接対策をしてくださった大林さん、ありがとうございました。
「どうして?」「何がしたいの?」「なんで?」繰り返し問いかけてくる〝言葉の壁打ち〟を通して、面接に挑む不安がスッと解消されていきました。同期と同じ方向に向かって頑張れたことも刺激になりました。熱望していたテレビの世界に全力で飛び込んで参ります。
▼ADK
石井雪乃さん(情報コミュニケーション学部)
退出するまで絶対に泣かない、と決めていた私は、笑顔(のつもり)でお礼を言ってズームを切ったあと、涙が止まりませんでした。 第一志望の一次面接を翌週に控えたある日、模擬面接の際に言われた「人間味を感じられない」の一言が、とてつもなく悔しかったのでした。
人と話すのが好きな私にとって、面接は〝自分の良い側面をアピールする場〟であり、苦しいものではありませんでした。でも、「本性が見えないから採用する気にならない」という厳しい言葉の斧が私に刺さりました。
第一志望の企業から内定を頂けたのは、間違いなくこのとき悔しい思いをし、その理由に納得して乗り越えたからだと思います。
4月から念願叶ってADKで働きますが、自分をよく見せようとするのではなく、等身大の自分を魅力的に感じてもらえるように、肝に銘じ精進してまいります。